どうも、いまとらです。
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- 99%勝てる株の選び方!
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こんなタイトルの本を手にしてはパラパラと、賢くなったつもりでなんとなく投資をしていませんか?
解説本には、投資を行ううえで大切なことがギュッと詰まっているのですが、なかなかしっかり読み込めないものです。
これから株を始めてみようかとしたときに、闇雲にいろいろな書籍に手を出しても迷いが生じるだけで、逆にどのように動くべきか分からなくなってしまうものです。
初心者であるならば、まずは投資をする目的を明確にして投資方法の的を絞っていくことが大切です。
この記事では、これから株を始めてみようかなといった初心者の方向けに、「長期目線と短期目線」で注目すべきポイントの違いについて簡単に解説しています。
興味がある方は、ぜひお付き合いください。
それではよろしくお願いします。(-ω-)/
目的は何か?
あなたは、何を目的として稼ごうとしていますか?
ブリーフを専門に扱う株式会社イマトラを例にすると…
名もなき株式会社イマトラが上場を果たし、ヒット商品はないものの…借金もせず着実に業績を伸ばしています。こうした状況をみて、”将来的な成長”を見込むのであれば「長期投資」を選択することになるでしょう。
一方、世界的にブリーフが不足する事態に陥り、株式会社イマトラのブリーフ販売が急増し…比例して株価も急増という”短期的なタイミング”での売買を行うのであれば「短期トレード」ですよね。
長期的視点 or 短期的視点
学ぶべきポイントは違うんだろうな… と思いませんか?
どっちを選ぶかは”利回り”がカギ
100万円で買った株に対して毎年5万円の配当を得たとします。(100万円の価値は変わらないまま)
この配当金も運用に回すと、次のとおり資産が増えていくことになります。
- 1年目: 100万円×105%=105万円
- 2年目: 1,050,000円×105%=1,102,500円
- 3年目: 1,102,500円×105%=1,157,625円
- 4年目: 1,157,625円×105%=1,215,506円
- 5年目: 1,215,506円×105%=1,276,281円
こうした計算をすると、5%の場合は10年目で約163万円となります。
10年後には倍の200万円にしたいと考えるのであれば… 7%の場合で計算して約197万円ですね。5%や7%ほどの利回りで運用を考えるのであれば「投資」を選ぶほうがいいでしょう。
期間的にも金額的にも… これ以上を目指すのであれば「トレード」ですね。
あなたは、どこを目指していますか?
学ぶべきことは?
長い期間をかけて、じっくりゆっくり増やしたい場合は、 財務状況や業績をもとにして企業の本質的な価値を分析する”ファンダメンタルズ分析”が重要となります。
会社の価値に対して株価が割安か、今後の成長が見込めるかを分析して株を買う手法ですね。
いいと思っていたのに…年々値が下がっちゃって、売ることもできず”塩漬けに”なんてリスクもあるんですよね。
- ファンダメンタルズ分析
- 会社の業績
- 賃借対照表
- 損益計算書
- キャッシュフロー計算書
- マーケットの動向
一方、数か月・数年で資産を大きく増やしたい場合は”テクニカル分析”。
現在の株価が割安か割高かを判断しながら、過去の値動きや経験則から判断して株を売買する手法です。
- テクニカル分析
- 売買ルール
- 銘柄の選び方
- 売買のタイミング
- 資金(リスク)管理
- メンタルコントロール
値動きが激しいトレードの場合は、損得感情も一瞬なので…ドキドキハラハラコントロールが難しいんですよね。
いずれにしても… いい株を適切な値段で買って、一番いいときに売るのは至難の業です。どのタイミングがベストであったかなんて、個人差も大きいものです。
大なり小なり… 自分が納得できる取引きを行いたいのであれば、目的に応じた勉強は不可欠です。
株の売買は、いいとこ取りで勝てるほど甘くはないよ!まずは目的・目指すところをしっかりと考えようね。