株式投資に関する、お勉強の時間です。
今回のお題は「株には2種類の利益があります」ということで、利益がどういうときに発生するかを説明します。
これから株を始めてみようかなと、初心者の方に向けて簡単にまとめていますので、興味がある方はぜひご覧ください!
では始めましょう(-ω-)/
キャピタルゲイン
株式や債券など、保有している資産を売却することによって得られる利益のことを、”キャピタルゲイン”といいます。
日常の会話で”キャピタルゲイン”というフレーズをすらすら言えるようになれば、カッコいいですね(笑)
株式会社イマトラという会社があって、そこの株を1株500円で購入したものを600円で売却した場合、プラスとなった100円の利益がキャピタルゲイン(=値上がり益)と呼ばれます。
反対に売却することで損益が出た場合、例えば1株あたり100円の損をしてしまったものは”キャピタルロス”と呼ばれています。
インカムゲイン
キャピタルゲイン(=値上がり益) 以外にもう一つ、株を持つことで得られる利益があります。
それが「配当」です。
株式や債券などの資産を保有中に得られる収益のことを”インカムゲイン”といいます。
インカムゲインには、お金を預けることで得られる利息や不動産賃貸による家賃収入なども含まれます。これらを保有し続けることで、継続的な収入を期待することができるといったものですね。
株を持つと配当が貰えるのかな?
配当を出さない会社もあるぜ!ケケケッ♪
配当は、会社が利益の一部を出資してくれている株主に還元するために行われるものです。
しかしながら、赤字続きで配当を出したくても出せない場合や、事業拡大のためにしばらくの間お金を蓄えておきたい場合などは配当を出さないこともあるのです。
大きい会社だからといって、多額の配当金が支払われているとは限らないんです。
- キャピタルゲイン … 売って得られた”値上がり益”のこと
- インカムゲイン … 株式や債券などの資産を”保有中に得られる収益”のこと
配当利回り
「配当利回り」という言葉はよく耳にしますよね。
例えば、配当利回りが5%という場合は、100万円分の株を保有している場合は年間5万円の配当が受けられるということになります。
配当が20%や30%の会社の株を買えば、お金がたくさん増えますねぇ
ほんとだねぇ 10年もすれば僕らは億万長者だねぇ
誰しも配当が多い会社の株を買いたいとは思うでしょうが、利回りの率が高い会社は注意が必要です!
「なぜこんなに率がいいんだろ?」と調べるようにしましょう。
例えば、「創業100周年のため、今年は多く還元します!」という場合があります。記念配当と呼ばれる一時的なものですから、そのまま保有していても次も貰えるという保証はありません。
これ以外でも、「やばい…このままでは会社がつぶれちゃう。そうだ…配当を多く出すといって出資してくれる人を探そう!」という場合もあります。配当をもらう前に、その会社が倒産しちゃったということもあるかもしれませんね。
会社が倒産すると、配当はおろか元本も失ってしまうことになるのです。
配当を目的に株を買いたい場合は、会社がどういう状態なのかをきちんと調べるようにしましょう!
会社の状況をどう判断するのか?その答えは、ファンダメンタルズ分析を学ぶことです!