これから株を始めてみようかな… 初心者の方向けの用語などの解説です。
株の世界への第一歩、雰囲気だけちょっと勉強してみましょう!
成長株(グロース株)とは?
新しい会社には、今後成長しそうな事業を手掛けていることが多いものです。
自動車… テレビゲーム… コンビニ… インターネット… スマートフォン…
時を遡れば、新しいビジネスに挑戦した会社が存在し、こうした製品などを生み出して生きたわけです。
そして、後に日本や世界を代表するような会社になったところもあります。
もしこのような会社の株を早い段階で買っておけば、大きな利益を得られたはずです。
このように大きく成長する会社の株を「成長株(グロース株)」といいます。
成長企業を見極めよう!
通常の伸びだと・・・
新商品が大ヒット!だと・・・
こうした成長株を見極めるには、世の中の出来事に敏感になり、本当に有望な事業を手掛けているかなどを含めて入念に分析する必要があります。
最近、いきなりすぎるステーキ店が増えてきたぞ!これは有望な成長株じゃないか?
誰でもわかるような有望な成長株は、すでに人気があるので株価も高いと思いますよ。
成熟した産業からも成長株は出てくる
大きく成長する企業が出てくるのは、新しい産業ばかりではありません。
よく知られている”ユニクロ”を展開するファーストリテイリング(9983)やニトリホールディングス(9843)は、アパレルや家具といった成熟した産業の中で大きく成長を遂げているのです。
新しいもの、未来的なものだけではなくて、視野を広く持つことが大切ですね。
日々の株価変動には鈍感になろう!
株価は日々変動します。
大きく成長することを信じて購入した株が一時的に急騰することがあるかもしれません。その逆もあるでしょう。
業績はいいけれど、1年も2年も株価が一向に上昇しないケースもあるかもしれません。
その時々で、売りたい衝動に駆られることでしょう。
ちょこちょこと損切りをしたり、買い直してみたり… こうしたことを繰り返していては、数年で価格が数倍にもなる大化け株をみすみす手放すことになります。
そんな時、成長株の長期投資で求められるのが忍耐力です。
様々な要因で株価が抑えられているかもしれませんが、ファンダメンタルズさえ良好であれば、いずれ株価は上昇します。
成長株への投資は、じっくりと企業を評価する観察力が必要ですね。ファンダメンタルズ分析の基本をしっかり学びましょう!